皆さんスマホのためにモバイルバッテリーを使っている人も多いと思います。
なんと今回Appleが公式でバッテリー内蔵ケース「iPhone 11 Pro Smart Battery Case with Wireless Charging」を発表しました。
対応としてはiPhone 11 Proのみです。
単純にスマホの駆動時間が長くなるだけでなく、カメラ機能へのショートカットなども用意されているので要チェックです。
今回はその機能について見ていきましょう。
特徴
iPhoneの駆動時間が50%長くなる
本製品はケース自体にバッテリーがついています。
そのバッテリーからiPhoneに充電する仕組みとなっています。
横から見ると、裏面の下から2/3程度が分厚くなっています。
さて肝心の50%長くなれば、iPhoneはどれだけ動作するのかですが、以下の表にしてみました。
概要 | ケースなし | ケースあり |
---|---|---|
ビデオ再生 | 18時間 | 27時間 |
ビデオ再生(ストリーミング) | 11時間 | 16.5時間 |
オーディオ再生 | 65時間 | 97.5時間 |
※Apple公式サイトの値をもとに計算しました。
Youtubeのストリーミング再生もなんと16.5時間も持ちます。
一日中Youtubeを見ててもバッテリーが持ちますね。
また音楽再生に関しては丸4日持つ計算になります。
動画などあまり見ない人は、充電も2日に一回程度で十分かもしれません。
Qi充電対応
このケースはQi充電にも対応しています。
本体のLightningに直接挿すと、ケースもiPhoneも同時に充電されますが、Qiでも両方に充電可能です。
普段使っているワイヤレス充電器にケースごとそのまま置くと、両方充電されるので、わざわざ「別バッテリーを充電している」という感覚がないのが大きい特徴かと思います。
ワイヤレス充電に関しては以下でも紹介しています。
www.apnari.com
カメラボタン付き 素早くカメラを起動
ここがただのバッテリー付きケースと大きく違う点です。
なんとカメラへのショートカットアクセスが可能な専用のボタンがついています。
何ができるかというとロック中だろうとなんだろうと、このボタンを押すとカメラが起動します。
この機能はこのケースが初です。
iPhoneの標準にはこんな機能はありません。
この機能はかなり便利ですよね。
iphoneってロック中からカメラ起動って少しタイムラグありますよね。
素早くやっても1~2秒くらいかかってしまいます。
とっさの出来事、シーンにカメラを向けたいという時はその1~2秒が大きくなってきます。
この専用のカメラボタンなら起動がロック中でも素早く立ち上がるので、撮り逃がしがありません!
というかこのボタン本体にもつけてほしいです笑。
外装
外側はシリコンケースとなっています。
内側はマイクロファイバー加工となっています。
内外ともにしっかりiPhoneを守ってくれる加工がしてありますね。
色としては3色展開です。
「ブラック」「ホワイト」「ピンクサンド」
Webサイトはデフォルトではピンクサンドが表示されるのでAppleはピンクサンドを推していきたいのかもしれません。
USB‑PD対応
USB‑PDという高速充電にも対応しています。
USB‑PD対応の充電器などが多く出ているので、すでに使ってる人はその高速充電の恩恵にあずかることができます。
まとめ
今回はApple公式バッテリー付きケース「iPhone 11 Pro Smart Battery Case with Wireless Charging」を紹介しました。
ただバッテリーを伸ばすだけでなく、専用のカメラボタンも素早く起動が可能なので、その点もかなり優れていると思います。
ワイヤレス充電により、ケースもiPhone本体も同時に充電できるので、いつもの充電と何ら変わることがない点も素晴らしいですね。
関連サイト :
iPhone 11 Pro Smart Battery Case with Wireless Charging - ピンクサンド - Apple(日本)
iPhone 11 Pro - 仕様 - Apple(日本)