山口真帆さんをめぐる大人たちの対応があまりにもよろしくない。
山口真帆さんの事件に関して
この記事をわざわざ読みにきていただいてる方には話すまでもないが、大まかな流れだけ。
- 昨年末、山口真帆さんがファンによる自宅押し掛け及び暴行を受けていた
- グループへの影響を考え、運営の適切な対応を信じ、今年初めてまで発表せず
- 運営が適切な対応をせず、山口真帆さんが自身の個人配信にて告発
上記のような流れだ
今回の騒動
3/6にAKB劇場支配人の細井氏、NGTの元支配人の今村氏、元AKB48劇場支配人の戸賀崎智信氏の3人が酒の席と思われる場所で談笑する姿がツイッターに投稿された。
戸賀崎氏のツイッターでは「色々聞いた。みんなぐたらない報道に惑わされないよう」というツイートがなされた。
それに対する返信欄では批判のツイートが殺到。
それに対して戸賀崎氏は適当にあしらうような返信を行なっていた。
今回の騒動の問題点について
個人的になにが悪かったのかをあげたいと思う。
- 第三者委員会の調査中での発言
まだ事件の全貌が明らかになっていないにも関わらず、「俺たちは悪くない。」とも受け取れる発言。
もし本当に悪くなかったとしても、このタイミングでの発言は全くしてよろしくない。
- 自分本位
個人的にはかなりここが許せない。山口真帆さんが被害にあった。そして事実もまだ周知されていない段階で自分たちは悪くないからねと取れる発言である。
もちろん支配人たちが直接悪事を働いたかといえばそうではない可能性はかなり高い。
しかし支配人なのだ。責任者であるのだ。
不祥事があったら、メンバー、ファンのことを考えるべき立場なのである。
そして責任を負うべきなのである。
それであるのに今回の対応は、メンバーやファンのことは考えず、自分たちの保守の話だけ。
所感
すこし長くなってしまうかもしれないが、一連の事件への所感。
今回の事件は、アイドルとファンがあまりにも近すぎて起こった事件である。
ファンにすぐ特定されるようなガバガバな運営。その事態を知りながらも対策を打てなかった事実。そして事件が起こった後も、本人に謝らせたり、支配人自らなにも行わなかったり。
その他関与のあったと疑われたメンバー等の対応。
一連の対応を通して感じるのが、責任逃れである。
みんな自分は悪くない、関係ない、と表明するばかり。なにも被害者である山口真帆さんのことを考えていない点である。
これが本当におかしい事態である。
若い女の子が自分一人ではどうにもならないという事態なのに、周りの大人の殆どが保身のことばかり考えている。
これが非常に嘆かわしい。さらに事件は風化させようという魂胆があるのかはわからないが、残念ながら風化していっている。
言い方は悪いが、今回の戸賀崎氏のSNS不適切発言により、再燃したのはある意味良かったのかもしれない。
そういった保身ばかりしていた大人がきっちりと責任を取らされる状態になって良かった。
もう一つ怒りたいとすれば秋元康の対応である。
この人も自分は関係ないというスタンスを貫いている。
ある意味でAKBの運営側の顔といっても過言でない秋元康が、我関せずといった形で頭を下げないところがまた遺憾である。
終わりに
つらつらと語ったが、本当に山口真帆さんのことを考えて事件が終息に向かってほしい。
不正は全て明るみに出し、真実を元にNGT、ひいては48,46グループが美しい形でアイドルとして、再構築されて欲しいところである。